紙版のトポはカモシカスポーツCalafate、三宅島の Cafe 691 で販売しています。
ル ー ト ボ ル ダ ー

概要

三宅島の岩場は、2009年 6月、磯川暁、菊地敏之、中尾政樹氏らにより発見・開拓されました(開拓の経緯はこちらを参照)。現在は PO壁、黒潮壁、冨賀浜、新鼻(にっぱな) の 4つのエリアがあります。

PO壁の MIYAKE INTRODUCTION が最初に開拓されたラインです。その後、ロクスノ#046 で発表されると、島を訪れるクライマーが増え、ラインも次々と開拓され、2010年には 30本を超えるようになり、極めつけは 2010年 11月に山野井泰史氏によって初登された、この壁の最難ルート・黒潮ドームの宝島(5.11d) の完成になります。

その後、2012年の秋からは、山野井氏を中心に、すぐ隣の冨賀浜でもルートの開拓がスタートし、新しいラインが 11本追加されました。

しかしながら、2013年春の地震、その後の台風の高波により、PO壁で大崩壊が起き、ルートが 3本消失しました。

現在は新エリア・新鼻で開拓が進み新たに 23本のラインが追加されています。

派生ルートも含めると、冨賀浜 11本、黒潮壁 11本、PO壁 29本、新鼻 23本と現在は 74本のルートがあります。

岩質は城ヶ崎と同じ硬い安山岩で、岩場が南側を向いていることもあり、雨後の乾きは非常に早いです。

・PO壁(Pacific Ocean Wall)
高差 20~30m、幅は 200m

・黒潮壁
高差 10~20m、幅 50m

・冨賀浜
高差 15m、幅は 50m

・新鼻
高差 7-10m、幅は 100m

基本的に全てクラック、トラッドクライミングの岩場で、現在ボルトオンリーのスポートルートはありません。

シーズン

適季は 10月~6月、ベストは10月下旬~11月末、3月中旬~5月上旬です。ただ、冬期は強風により波が高くなり、PO壁中央、PO壁奥のエリアは登れないことが多くなります。また、夏期は暑すぎて登るには適していません。

ギア

最も長いルートは 30m弱あるため、60m ロープが必要です。カムは 2セットあれば大体足ります。Cafe 691(04994-5-0012) でハーネスとクライミングシューズのレンタル、トポや液体チョークの購入ができます。

トイレ

阿古の岩場群に関しては、冨賀神社近くの公衆トイレを使用して下さい。新鼻に関しては駐車場脇のトイレを使用して下さい。

宿泊

三宅島には 3つの港(錆ヶ浜港、三池港、伊ヶ谷) があり、いずれにも宿があります。クライマーがよく利用する宿は、錆ヶ浜港に近い、岩場まで徒歩 10分の阿古・薄木荘(04994-5-0029) です。他の宿の情報は三宅島観光協会の Web を参照して下さい。宿に泊まる場合は、港に船が着いた際に迎えに来てくれますので、予約が必要です。

島にはキャンプ場がありますが、利用できる期間は 4月~11月となっています。詳細は三宅島観光協会の Web を参考にして下さい。

レンタカー

島に 2社あります。詳細は三宅島観光協会の Web を参照して下さい。宿に泊まる場合は宿が車を貸してくれます。値段に関しては宿と交渉して下さい。

食事

どの地域にも食堂が数軒あります。詳細は三宅島観光協会の Web を参考にして下さい。宿と交渉すれば昼ご飯やお弁当を用意してもらえます。

買物

錆ヶ浜に土屋食品とスーパーはせがわがあります。土屋食品の海苔弁とスーパーはせがわで買える築穴パンはオススメです。釜ノ尻に近い神着には正大ストアがあります。また、お土産は三宅島フリークライミングクラブ代表のCafe 691がオススメ。

温泉

錆ヶ浜の近くにふるさとの湯(04994-5-0426) があります。開館時間は 11:00-21:00(10月~3月は20:00)。水曜日定休。利用料は 500円。

各岩場へのアクセス Google Mapsで見る


・薄木の岩場群(PO壁・黒潮壁・冨賀浜)

アプローチ地図

阿古港から車で約 5分の場所にあります。車で行く場合は (1) の舗装路の端、(2) 降り口のガードレール沿いに車を止められます。

バスで行く場合、最寄りのバス停は薄木になります。バス停から岩場までは 10分程度です。バスは 1日数本走っています。時刻表は村役場のWeb を参照して下さい。

アプローチ(1) - PO壁
舗装路の終点から、左の踏み跡を下っていくと溶岩台地に出ます。右手に岩場を見ながら海に向かって直進し、窪みから海岸に降り、右に回り込めば岩場に到着します。ただし、波が高い場合は、溶岩台地を右手に進み、降りられそうな箇所をクライムダウンして下さい。

アプローチ(2) - 黒潮壁
波が高くなければPO壁から直接黒潮壁に行けますが、冬期など波が高い場合は、このアプローチを使って下さい。道路からコンクリ製の階段を下り、道路沿いに少し戻る感じの踏み跡を降りて行くと、PO壁と黒潮壁を隔てるトンネルの上に出ます。クライムダウンも可能ですが、ロープをフィックスして懸垂下降をするのが無難です。

アプローチ(3) - 冨賀浜
駐車場から右手の崖に沿って、草原の中の踏み跡を進んでいくと、海岸に出ます。海岸からはボルダーの間を縫うように正面に見る壁を目指して下さい。


・新鼻

アプローチ地図2

PO壁などのある薄木からさらに県道を南東に進むと、新澪池や新鼻新山へ行くためのトイレ付きの駐車場があります。駐車場から海へ向かう道があるので降りて行くと、右手に新鼻新山が見えます。新鼻新山の右側から海に降りる道があり、降りた右側が岩場になります。

岩場の注意点

岩場には一部脆い場所もあるので注意して下さい。

ルートの終了点はステンレスのハンガーボルト 2本かラッペルステーションで構成されており、登攀後は懸垂下降か結び替えて下降する必要があります。

現在、残置の腐ったギアを順次ステンレスのマイロンに交換していますが、まだ一部で残置が残っており、使わない方が無難です。シークリフということに加え、火山性ガスの影響も有り、金属類の腐敗の進行が早いため、残置はしないで下さい。また、上部の岩は脆いため、上から回り込んでトップロープを張ることはできません。加えて、ボルトの打ち足しは絶対にしないで下さい。

新鼻エリアにはボルト類は一切ありません。トップアウトして溶岩塊に長目のスリングを掛けたり、クラックにカム等で支点を作って下降する必要があります。支点を作る際は、溶岩塊が脆いのと岩角にロープが擦れないように気をつけて下さい。

PO壁

一番最初に開拓されたエリアで島内最大。日本離れした壁の全景は一見の価値があり、いるだけでも気持ちの良いエリア。波が高いと中央〜奥のエリアは登れなくなる。2013年春の地震で滝の周辺が大崩壊し、一部のルートが消失した。高さ25m 〜 30m、幅200m。5.9〜5.11c まで 29本。

PO壁エリア図

エリア概略図

滝の右エリア

滝の右エリア

アップに最適なエリア。風が強いと滝の水しぶきがかかることがあります。滝の水は工業廃水で濾過はしてありますが、飲めません。

1) East End 5.10b (2011/11/26 榎戸雄一)

フィンガーサイズのクラックが続く。側壁を上手く使えば、見た目ほど難しくない。

2) アオリイカ 6級 (2010/11 石間真理)

クラックボルダー。裏からクライムダウンで降りれます。

3) 霧の中 5.10a ★ (2010/4/3 榎戸雄一)

出だしのプロテクションにやや注意。適度にムーブも長さもあり、フィンガーからハンドまで揃っていて楽しく登れる。ダイレクトフィニッシュもできるか?

4) 飛沫の中 5.9 (2014/10 榎戸雄一)

これまでは滝の飛沫で登れなかったライン。滝の水流が変わったために登れるようになった。簡単だけど岩はガビガビ。

PO壁右エリア

PO壁右

波の影響を受けないのと、アプローチが一番近いため、集中して開拓されたエリア。しかしながら、2013年の春の地震と 2014年の台風の高波の影響で大崩壊を起こし、ルートが 5本消失した。

1) 海苔弁を探して

かつての「海苔弁」から「スダジイ探し」に繋がるライン。出だしが崩壊して、プロテクションが取れず、かなり難しくなった。崩壊後未登。

2) 海苔弁ダイレクト

かつての「海苔弁」ダイレクト。出だしが崩壊して、プロテクションが取れず、かなり難しくなった。崩壊後未登。

2) 海苔弁

かつての「海苔弁」。出だしが崩壊して、プロテクションが取れず、かなり難しくなった。崩壊後、トップロープでは登られているが、リードでは未登。

8) 積木くずし 5.10a (2010/1 飯塚隆門)

海苔弁の 4m 左にある顕著なクラックからスタート。左カーブするクラックを登りハングを越えるとワイドクラックになる。クラックに沿って右へ戻り、海苔弁のテラスへ上がって終了。ルート中間部の巨大な浮石は落ちたものの、チョックストーンは動くので注意が必要。また、ロープの流れにも注意。

9) 火と汐 5.11b ★ (2010/1 飯塚隆門・平野佑兵)

3級のボルダームーブでスタート、六角形の天井に頭がつかえたら、クラックへ沿って右へ向かい、柱状節理の間を登り、「積木」をかすめて、最後は左へマントルを返してテラスに上がり終了。中間部の浮石に注意。

PO壁右エリア2

PO壁右2

1) 明日葉田畑 5.11a (2009/12/11 磯川暁)

中間部に 3本のクラックが走るライン。初登時は左の 2本を使い、小さいハングを越えて登った。右側のクラックを使っても登れる。ワイドギアは無くても登れる。明日葉は三宅島の名物。

2) フェニックスロール 5.10d (2010/4 榎戸雄一)

ハンド~ワイドクラック。中間部のハング越えが鍵。フェニックスロールは島唯一のケーキ屋「フェニックス」の名物。

3) 君の知らない物語 5.10c/d (2012/2/4 榎戸雄一)

ワンポイントの核心をどう処理するか。プロテクションも悩ましい。上部の凹角は快適。

4) 見返り御蔵 5.10c ★ (2010/4 榎戸雄一)

出だしは城ヶ崎のゲルニカを彷彿とさせるライン。甘いハンドジャムが悩ましい。上部はのんびりと登れ、振り返れば御蔵島が目の前に。

5) ネックウォーマー 5.10b (2010/5/29 山野井泰史)

見返り御蔵のバリエーション。左のクラックから入り中間部のフレークから見返り御蔵に合流。出だしが意外と難しい。

6) 赤場暁 5.11c ★★ (2010/7/5 磯川暁)

目立つコーナークラックを登っていくライン。出だしからバランシー。ハング越え、上部のワイドの処理がポイント。最後のフェイスもあなどれない。ルート名は三宅島の景観のよい場所。

7) 喜島三宅 5.10c ★ (2010/5/29 宇都宮)

波が高くてもギリギリで取り付けるライン。効きのいいハンドジャムで 3つのハングを次々と越えて行く。長さもありストレニュアス。ルート名は三宅島名物の焼酎。

PO壁中央エリア

PO壁中央

波が高いと取り付けないことが多い。

1) MIYAKE INTRODUCTION 5.9 ★ (2009/6/2 磯川暁)

三宅島で一番最初に登られたライン。エリアのちょうど真ん中に位置し、クラックに多少のがたつきはあるものの登りやすいライン。

2) カラスバトマントル 5.10a (2010/3 亀田祐介)

野鳥の糞であふれかえったテラスへのマントルがある意味核心。最後は MIYAKE INTRODUCTION に合流。

3) サナカンダ 5.11a ★ (2010/6/2 菊地敏之)

初期に開拓されたルートの一本。オンサイトで初登されており、意外と登りやすい。

4) スナッパー 5.11b/c (2009/6/3 磯川暁)

初期に開拓されたルートの一本。ハング越えが難しい。

5) バードアイランド 5.11a ★ (2010/5 榎戸雄一)

前半のバランシーなクラックとガバを使ってのハング越えが豪快で楽しい。

PO壁奥エリア

PO壁奥エリア

波が高いと取り付けないことが多い。

1) イタチ返し 5.11a (2010/3 榎戸雄一)

レストしづらく意外とストレニュアス。フィンガークラックでのハング越えが、ややガビガビで指が痛い。

2) アカコッコ 5.10a ★ (2009/6/2 中尾政樹)

初期に開かれたライン。ハンドジャムの素直なライン。ルート名は三宅島でよく見られる野鳥の名前。

3) 築穴パン 5.9 (2010/3 榎戸雄一)

ハンドジャムで登りやすいライン。築穴パンは三宅島のパン屋さん。

4) まずはここから。 5.8 (2010/5 榎戸雄一)

出だしはハンドサイズで、上がるに従って広がっていき、最後はワイド。フェイスもふんだんに使えるので見た目ほどは難しくない。

PO壁最奥エリア

PO壁最奥エリア

波が高いと黒潮壁からアプローチする必要があるが、取付く分には問題ない。

1) ギザギザ新五郎 5.8 (2010/5 榎戸雄一)

出だしのハングを越えてからは、ハンドサイズのクラックが続くライン。クラックの淵が鋭いので御注意。

2) リアル大奥 5.9 (2010/4/15 榎戸雄一)

ハンドジャムの快適なルート。上部のチムニーには大きめのカムがあると安心できる。見た目ほどは難しくない。

3) リアル大奥バリエーション 5.9 (2011/11/28 榎戸雄一)

グレードはリアル大奥と変わらない。出だしのハング越えが嫌な人はこちらをどうぞ。

4) 稲次郎の自由 5.10d ★ (2010/4/15 榎戸雄一)

出だしからパワフル。手が大きいとやや有利。最後のトラバースも一癖ある。

5) 蜘蛛の糸 5.11a ★★ (2010/5 榎戸雄一)

下から上まで、指が入るか入らないかの細い綺麗なクラックが続くライン。最後の最後まで気を抜けない。小さめのカム、ナッツが必要。

黒潮壁

比較的初期に開拓され、黒潮ドームは島内で一番かぶってるエリア。立体的なクライミングが楽しめ、スナーウォーズ、雄山一、見掛け倒しなど個性的なルートが揃っている。高さ20m、幅50m。5.9〜5.11d まで11本。

黒潮壁

黒潮壁

1) 砂に願いを 5.11a (2010/3 榎戸雄一・亀田祐介)

黒潮壁右端のクラックで被った壁に甘いタイトハンドが続く。スナーウォーズに合流する当たりでクラックがいったん途切れ、ムーブを考えさせられる。

2) スナーウォーズ 5.10d ★ (2010/3/29 亀田祐介・榎戸雄一)

フィンガークラックとフェイスをうまく使って登るライン。ホールドを見落としがち? ムーブは面白い。

3) モイヤーモイヤー 5.10a (2010/3/28 榎戸雄一・亀田祐介)

オーストンヤマガラの派生ライン。フィンガークラック。ルート名は三宅島で活躍したジャック・モイヤーさんから。

4) オーストンヤマガラ 5.10b ★ (2010/2/14 互井健悟)

出だしのハング越えでムーブを考えさせられる。ルート名は三宅島に生息する絶滅危惧種の野鳥。

5) 黒潮一番 5.9 (2010/2/14 中尾政樹)

このエリアで一番簡単なライン。アップに。上部はフェイスでも奥のクラックからでも登れます。

6) 牛乳煎餅良い煎餅 5.10b (2010/3/28 榎戸雄一)

中間で黒潮一番に合流。出だしがややもろいので注意。

黒潮ドーム

黒潮ドーム

7) 雄山一 5.11c ★ (2010/5 榎戸雄一)

ドームの端に走る細いクラックを繋いだトラッドなライン。ボルダームーブが点在していて楽しい。面が変わる箇所でややランナウトするので注意が必要。ルート名は三宅島名物の焼酎名から。

8) 見かけ倒しダイレクト 5.10b/c (2010/5 榎戸雄一)

見かけ倒しのバリエーション。奥のクラックが濡れているときはこちらから。

9) 見かけ倒し 5.10c ★ (2011/11/24 榎戸雄一)

ドームの逆階段状のハング帯を一番奥から越えていくライン。スタンスが豊富なので見た目よりは登りやすい。

10) 宝島 5.11d ★★ (2011/11/5 山野井泰史・平野佑兵)

ドームの真ん中を登る三宅島最難ライン。出だしは濡れてることが多いので注意が必要。派生ラインが色々取れそうなルート。2012/2/5・新田龍海がオンサイト第2登。

11) ノッド・アンド・ウインク 5.11b (2015/11 安江斉)

宝島の左 10m にあるきれいなシンクラック。フィンガージャムの真っ向勝負。残念なことにフィンガーのパートは短い。 後半は薄木農園に合流する

12) 薄木農園 5.10c (2015/3/17 安江斉)

13) 釣り糸 5.10b ★ (2010/5 榎戸雄一)

ドームの端に走るきれいなフィンガークラック。ジャムとレイバックの切り返しが鍵。

冨賀浜

山野井泰史、妙子夫妻、金坂由香里らによって2012 年の秋に集中して開拓されたエリア。高さ20m、幅30m とこじんまりとしているものの、ルートはまとまっていて内容は濃い。5.7 〜5.11a まで11 本。海から少し離れているため、風が強く波が高い日でも登れることが多い。グレードは全体的に甘いので登りやすい。

新しく追加された洞窟の奥のエリアは波が引いてないとアプローチできない。 終了点はないため、トップアウトして作る必要があります。トップアウトするとママボルダーに出ます。

冨賀浜 1

冨賀浜 1

1) Blue 5.10b (2012/11 金坂由香里)

前半は切れ切れのクラックをどうこなすかがポイント。プロテクションに注意が必要。後半はぐいぐいと登れる。

2) 豆絞り 5.10c (2012/11 山野井妙子)

前半は (1) の Blue と共通。後半は閉じたクラックをボルダームーブで。プロテクションにやや注意。

3) 御前 5.10b ★ (2012/11 山野井妙子)

読み方は「おんめ」。やや脆いが、出だしのハング越えがパワフルで楽しい。海をバックに写真を撮ると絵になるライン。

3) 左御前 5.10b (2013 榎戸雄一)

御前のバリエーション。終了点はないので、登り切ったら右にトラバースして御前の終了点で下降する。

5) クラッククラブ 5.11a (2012/11 山野井泰史)

ハング越えと、被ったフィンガーのボルダームーブ 2連発の前半に核心が集中している。プロテクションはいいので思いきって行きたい。

6) アイランダー 5.11a ★ (2012/11 山野井泰史)

クラックのトラバース、ハング越えが豪快で面白い。ジャムはばっちりなので、足の使い方が鍵になる。

7) 左ストレート 5.10d ★ (2012/11 山野井泰史)

前半は (6) と共通。グレードよりは登りやすい。ジャムとレイバックを上手く使い分けたい。

冨賀浜 2

冨賀浜 2

8) 磯ひよどり 5.9 ★ (2012/11 金坂由香里)

ハンドジャムで快適に登れる気持ちの良いルート。フェイスでも登れる。

9) ジャムの学校 5.9 (2012/11 山野井泰史)

ワンポイントの核心を除けば、ハンドジャムが快適。

10) セコンド 5.7 (2012/11 山野井妙子)

初めての岩登りをする方は、まずはここから。キャメの 5番が必要。

11) ビードロ模様 5.10b/c (2012/12 榎戸雄一)

(10) のすぐ左のクラックライン。足とジャムの使い方のバランスが絶妙。中間部の浮き石に注意。

冨賀浜奥

冨賀浜奥

12) コジーコーナー 5.10a (2015/3 大西向自)

見た目よりスッキリしたハンドクラック。アップに最適。

13) 東磯 5.9 (2015/3 佐藤亮太)

上部のワンポイントがちょっといやらしい。

14) しまとう醤油 5.10b/c (2015/3 大西向自)

マントルを返して終わりたい。上部はもう少し掃除が必要か。

新鼻

これまでボルダーエリアとして公開されていたエリア。どのラインも 8〜10m と短いが、一番奥の大ルーフだけは 15mある。

ボルト類は一切無いため、登り終わったら、カムやスリングを使って岩角や溶岩塊で終了点を作る必要がある。上から回りこめるため、上からの回収も可能。長めのスリングと数メートルのサブロープがあると支点作りが楽。溶岩塊は脆い物もあるので、支点を作る際は十分に注意が必要。

中間部から奥の赤っぽい岩と緑の岩は濡れると非常に滑りやすいので注意。

新鼻

新鼻概要


新鼻 1

1) 猫足 5.10b (2013/12 榎戸雄一)

フィンガークラックをうまく使って登るフェイスチックなライン。プロテクションはしっかりと。

2) 公開プロジェクト 5.12a?

トップロープ課題。わずか数手と短い中にムーブが凝縮されている。リードできるか?



新鼻 2

3) スポット注意報 5.10b (2014/10 石田祐城)

出だしのムーブがトリッキーで楽しい。真っ向勝負でも登れる。

4) 新鼻コーナー 5.10a (2014/10 石田祐城)

比較的登りやすいハンドサイズのライン。アップに最適。

5) トラッド気分 5.10b (2014/10 石田祐城)

見た目以上にワイルドで最後にちょっと思い切りが必要。プロテクションはしっかりと。

6) 明日葉食べた? 5.8 (2013/12 榎戸雄一)

ワイドに見えるけど・・・。

7) すーさんのシフォン 5.10a (2013/12 榎戸雄一)

トラバースでの足使いが鍵。アンダークリングの練習に。すーさんのシフォンは三宅島を席巻しているシフォンケーキ。

8) サバサンド 5.10b (2013/12 榎戸雄一)

出だしのワイドクラックの処理が悩ましく、足の使い方が試される。



新鼻 3

9) アオリよりヤリ 5.9 (2014/10 榎戸雄一)

ワイドに見えるけど・・・。見た目以上に登りやすいライン。

10) ニーロックチェアー 5.10b (2014/10 石田祐城)

ワンポイントワイドでパワフル。

11) 亀から橘 5.10b ★ (2014/10 榎戸雄一)

きれいなハンドクラックのライン。ハンドジャムのテストピース。



新鼻 4

12) ジョイフルフットワーク 5.10b (2014/10 石田祐城)

ハンド〜ワイドサイズが好きな人はぜひ。三宅島には珍しいサイズのライン。

13) ミヤケモン 5.10c (2014/10 榎戸雄一)

スタートの場所は一段下がったルーフ奥のガバから。出だしはジムチックなどっかぶりガバガバなムーブが楽しめる。



新鼻 5

14) ミヤケッシー 5.10c ★ (2014/10 榎戸雄一)

スタートの場所は一段下がったルーフ奥のガバから。「ミヤケモン」に似ているが、こちらはジャムの技術が試される。



新鼻 6

15) 三宅アーチ 5.11a (2014/10 石田祐城)

中間部のフレークの使い方が鍵。ややリーチーだがジャムの技術でカバーできる。

16) トライアングル 5.10a (2014/10 石田祐城)

出だしが少し注意だが、アップにちょうどいいライン。波が高いと波をかぶるので注意。



新鼻 6

17) チコリ中毒 5.11a (2014/11/23 田中翠)

下部のプロテクションが悪い。



新鼻 7

18) 夏に恋して 5.12a ★ (2013/12 榎戸雄一)

このエリア一押しのライン。出だしのバランシーなクラックから後半は豪快なムーブをつないでトップアウト。終了点を作るために数メートルのサブロープが必要。

19) 公開プロジェクト

ワイドクラックからスタート。指は入るが、スタンスのないルーフクラックが絶望的に悪い。

20) 薄木荘 5.8 (2014/11/22 安江斉)

ルーフ左端に抜けるライン。見た目よりも登りやすいが、 ロープの流れに注意。



新鼻 8

21) 湯端会議 5.8 (2014/11/23 田中翠)

素直なクラック。

22) 暁 5.10b/c (2014/11/23 菊地直彦)

美しい弓状のクラック。プロテクションはいいのでシオシオのハンドを思い切り攻められるか?

23) 二等和室 5.8 (2014/11/23 田中翠)

出だしがかぶったクラック。

24) カツオの季節 5.8+ (2015/3 菊地直彦)

登りやすいクラック。最後は「空と君とのあいだに」に合流

25) 空と君とのあいだに 5.10d (2015/3 菊地直彦)

顕著なルーフハング越え。抜け口のフレークは割れそうなので注意。後半は楽しい。



新鼻 9

26) メパンナクラック 5.7 (2015/3 笹川淳子)

下部はハンドばっちり。上部はプロテクションを慎重に。

27) The dark side of the moon 5.8 (2014/11/24 安江斉)

大きなポケットが目印になるハンドクラック。