先日全ルートをチェックした際に、PO壁奥エリアの “まずはここから。”(5.8) というラインの脇に RCCボルトが打たれていました。
プロテクションが取れるクラックの脇に打たれていることも意味不明ですが、RCCボルトという、強度的に現代のフリークライミングには余り適さない前時代的なボルトという点も謎です。
現在では販売されておらず、日本のクライミング界隈でしか使われていなかったことより、釣り人が打ったとも考えにくい状況です。
ルート開拓は自由にしていただいて構いませんが、ボルト等の人工物は三宅島でも問題視されているため、原則は終了点以外のボルトを打つことは避けてください。
また、ボルトを打つ際にも、フリークライミングの使用に適した、M12/90mm のグージョンボルトかケミカルアンカーを施工するようにしてください。